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通院2
さて、次の通院日。これで、あとはワクチンを打ってミルクは立派な家猫ちゃんね!
「俺が連れて行こう。」
さっそうと病院に向かった主人。

複雑~~な顔して帰ってきました。

「何?どうかした??」
「今日ワクチン打てなかった・・・」
「え?何で??傷まだ悪いって?」
「いや・・・おなかに虫が居るって・・・薬飲ませて来た。」
「えええ。そうだったの。。。で、この首の所の臭いのは??」
「蚤取り。」
「そうか・・・そういうのも奇麗にしなくちゃね。」

ノラちゃんだったのだからそういうケアもしなくてはいけないわけです。

「で、ワクチンは??」
「今度行った時、虫が居なくなっていたらOKだって。」
「じゃあ、もう1度で済むね♪」
「おお!後一回だなー。ミルク♪」

別に仲悪くは無いけれど、既に互いに空気だった夫婦がにっこり微笑み会う・・・

そんな不気味ないや、微笑ましい風景が我が家にもたらされておりました。・・・とさ♪

そして、次の通院日
「行ってくるぞ~~~~。」
意気揚々と出かけた主人



「ただいま・・・」


その不景気な声は何ですか????????
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# by milknyan1 | 2004-12-13 07:54 | ネコ
通院1
それから毎日の通院が始まりました。

それにしても ぷち死の宣告を受けたとは思われない食欲を見せるミルク。
病院に行くたびに、体重が増えています。

最初の2日くらいは、まだ膿臭い感じで居ましたが、
「脅威の回復力だわ~」
と先生に言わしめる程の好転を見せました。

で、4日目

「信じられませんが傷が乾いていますよ。もう大丈夫!次はワクチンを打ちましょうね。」

ゴールが見えてきましたよ。長期戦を覚悟していただけに、嬉しさはひとしおでした。

ルンルンル~~ン

しかし、現実はそんなに甘いものではなかったのです(笑)・・・・・・・・・・続く♪
通院1_c0006826_9202540.jpg

# by milknyan1 | 2004-12-12 09:20 | ネコ
ぽろぽろぽろりん♪
ミルク=====正式名称  綾小路麗華ミルク(爆)
母さん=====管理人
父さん=====管理人の配偶者
小さい兄さん==管理人の次男
大きい兄さん==管理人の長男
爺さま=====父さんの父さん
お婆さま====父さんの母さん

にゃあすけ===推定ミルクの腹違いの弟

チャミ=====正式名称  茶々色蜜柑丸  管理人が独身の頃
                   実家で飼っていた猫。天寿をまっとう。


ぷー=====プー助  管理人宅で以前飼っていたフェレット。女の子
                 肝臓癌の為4年弱で他界。

ロック======チャミの育ての親。スピッツとマルチーズのNIX犬のオス。
             後に病没。
# by milknyan1 | 2004-12-11 17:32 | キャスト紹介
受診2
「処置室に入ってください。」
看護婦さんによばれました。どきどき・・・

「あ、今膿を搾り出して中を綺麗にしたんですけれどね。う・・・ん。えと傷とか血とか見ても大丈夫ですか?ちょっと・・・何なんですが・・・」

「はい。大丈夫・・」

「では見ていただきましょうね。ほらここ。」

首の下、つるつるに毛を剃られて禿ちゃんになった部分。5ミリほどの穴が二つ・・
ぽっかり空洞

「わーーーー。これは!!」
「多分噛み傷か爪の傷ですね。潰れた膿袋が中で風船のような状態になっていたので、かなり大きな空洞が出来ています。傷口は一部壊死していますし、体重が400グラム弱ですから、生きられる保障はありません。」

「え~~~~~~~~~~~~~~~~~~??????」

「今、薬(軟膏)を注入したのですが、どんどん幾らでも入ってしまうんです。この子。食べなくなったら終わりです。うんと励まして食べさせてください。
治療は長期戦になると思いますが、どうか力を合わせて助けてあげましょう。」

「よ、よろしくお願いします!!!早く連れてきてあげればよかった・・慣れてから思って・・・」

「あ、多分何日か早く来ていても同じでしたから。ノラちゃんは警戒心が強いから拾ってすぐでは診察も無理だったでしょう。それは仕方ないですよ。」

先生はそう言ってくれましたが、いや、凹みました。
もう家族。失うことなんて考えられません。よし。何があっても助けてあげるからね!!そう誓う私。

当のミルクといえば・・・

看護婦さんと先生にに撫でられて、ご機嫌。

「それにしても、この子おとなしいし、毛色も綺麗だし、可愛いですねー。いいなー。」
先生まなじり下がってますよ。
「明日も先生に会いに来てね。ミルクちゃん♪」

優しいお言葉ありがとう。先生。とにかく治してやってください。幾らでも連れてくるからね。

たっぷりのお薬と飲ませる為の針なし注射器を手に母は小さな命を助けるべく使命に燃えていました。
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                         ↑今日のミルク
# by milknyan1 | 2004-12-11 08:20 | ネコ
受診
さあ、初めての受診はカルテ作りから。
「お名前は?」
「え・・・と。ミルクです。」
「女の子?」
「ええ、多分。。。」
「・・・?ああ、もしかしてノラちゃん?」
「はい。」
「いつ頃拾われた?」

いくつもの質問の後、今日の症状を詳しく聞かれます。
「とにかく診察しましょう。」
・・
・・
・・
・・
「これは・・・ちょっと酷い事になっていますね・・・」
「え?」
「う・・ん。ちょっと傷の周り毛を剃りますがいいですか?」
「ええ。」
「その前に・・一応お聞きします。お名前も付けてもらったこの子。とても可愛いいい猫ちゃんですが・・・飼っていただけますか?」
「ええ。勿論そのつもりですが・・・」
「ああ、よかった。本当によかった。愛情注いでもらったら、きっと大丈夫。」

「え?」

「詳しいことは治療の後に・・待合室でお待ちください。」




「ちょっと、ちょっと  なに??」
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# by milknyan1 | 2004-12-10 08:30 | ネコ