写真は京都 角屋の竃 記事とは関係無しです(笑)
その昔、両親の実家では、ご飯は竃で炊いていました
どちらもみかん農家
農家は町の住宅と少し違って電化の波は少し遅れていたようです
繁忙期には出稼ぎの人もたくさん来て、大婆ばやおばさんが竃でせっせとご飯を炊いていました
パチパチと薪の爆ぜる音、お米の甘い香り白い湯気
賑やかな台所
土間に竃
とても大きなテーブルに巨大な蝿帳
机の上には箸箱
井戸水を組み上げるモーター音
蝿取り紙なんていうのも天井からぶら
下がっていたな〜〜
裸電球はいちいちツマミを捻ってつけていましたね
氷を使った冷蔵庫も微かに見た覚えが…
最近の便利な家電からは想像も付かない、暮らしでしたね
なんでこんな事を?と言うと
今日、集まった人達との会話で最近の家電の事から昔話になったから(笑)
便利に慣れてしまった今、あの頃にはもう戻れないけれど、振り返ると…今よりずっと丁寧でしっかりとした暮らしが営まれていたような
まあ、どんな世の中であっても台所は家庭の中心
美味しいご飯を炊いて、美味しく食べる!
それが基本だとしみじみ思う母さんなのでした
(╹◡╹)b
古い話過ぎて笑っちゃいますが、母さんの還暦前です!
念のためー